始める前に知っておこう!信用取引の仕組み

信用取引とはどのような株取引なの?

株取引を行っていると必ず耳にするのが、信用取引という名前です。株取引の規模や取引方法を拡大してくれるため、大変利便性が高い取引だということが知られていますが、現物取引と比較して損失も膨らみやすいため、始める前に十分その構造や仕組みについて理解しておく必要があると言えます。
まず、信用取引とは「証券会社から資金や株そのものを借りて行われる株取引」だということを理解しておかなければなりません。当然、借りたものは返済しなければなりませんので、常にその点を意識した運用が求められます。さらに貸借関係が生じるため、一般的な株取引には見られない金利によるコストがかかったり、返済期限が設定されている銘柄もあり、その運用には細心の注意を払わなければいけません。

空売りの利便性とリスクについて十分に理解しておこう

信用取引の最大の利便性は、空売りにあります。証券会社などから株そのものを借りて最初に売却し、安く買い戻して返済することでその差額分を利益にすることができます。つまり、株価が下落すると利益が出せるわけです。本来株価が上昇しなければ利益がでない現物取引と違い、下落でも利益が出せる信用取引は、どのような株価の局面においても取引ができるという利便性があります。
一方で株価は0円で下落が打ち止めになりますが、理論上は上昇は無制限であるため、株価上昇が損失となる空売りは損失が無制限になります。これが「信用取引は恐い」と言われる所以です。しかし、しっかりと信用取引の仕組みと危険性を事前に理解し、無謀な取引を行わないように心がければ、こうしたリスクも十分に押さえ込むことができます。